2010年07月25日

DolphinとCUI

どれだけLinuxのGUIが進化しても、やはり大量ファイルの一括変換やバックグラウンド処理には端末での操作が便利なわけです。
ただし普段は殆どGUIで操作しているのも事実です。
ブラウザはFirefox、メーラはThunderbirdを使ってますし、ファイラもDolphinです。何もかもEmacsでやろうとか、Xなんて不要という気概も有りません。

しかし、Dolphinにはターミナルパネルというものが搭載されています。

dolphin.png

F4キーを押すと上の画像の様にウインドウ下に端末画面が表示されます。
ファイラ上でディレクトリを移動すると、端末上でも自動でcdコマンドが打たれてカレントディレクトリが移動するので、日本語名ディレクトリへの移動も簡単です。
これが大変便利で、通常は上部のGUIでマウス操作をして、ファイルの一括削除や変換等行う時には下部の端末よりCUIで行うという使い訳が容易になるのです。

元々LinuxのアプリはGUI画面がただのラッパーでコマンドライン操作ができるものが多いので、シェルスクリプトで自動化できる作業も多く、これを利用しない手はないと個人的には思います。
コマンドラインでの作業が苦手な方も、まずはDolphinでF4を押すことから始めて見てはどうでしょうか?
GNOME環境の場合は知りませんが。
ラベル:Linux
posted by ベニーファンク at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月15日

openSUSE11.3

openSUSEの最新バージョン、11.3がリリース間近です。

今回のリリースでの変更点はそれ程大きく無いのですが、KDE4も安定してこれといって不満点もなく。人気ではUbubtu、Fedoraに後れをとっていますが、Yastを使ってほとんどの設定がGUIでできる辺りLinux初心者にも勧めたいディストロです。

nVidiaドライバのリポジトリからの提供は少し遅れるようですが、最新版のインストーラ落としてきて実行すると問題なく動作しました。

当分ウチのメインはこのopenSUSEのままでしょう。
posted by ベニーファンク at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

Mozcをビルドしてみる

Google日本語入力のオープンソース版であるMozcの最新版が公開されたということでビルドしてみました。
環境はopenSUSE11.3(RC 2)です。

まあ、基本は
http://code.google.com/p/mozc/wiki/LinuxBuildInstructions

ここに書いてあることに従うということで。

まずは必要パッケージをインストールします。

 * gcc/g++
 * Python
 * IBus (-libus)
 * SCIM (-lscim-1.0)
 * cURL (-lcurl)
 * OpenSSL (-lssl)
 * Zlib (-lz)
 * GLib (-glib-2.0, -lgobject-2.0)
 * Protocol Buffers (-lprotobuf)
 * Google C++ Testing Framework (-lgtest)
 * Subversion
 * Qt4
 * gyp (optional)

openSUSEでのパッケージ名が何なのかを調べてzypperからインストール。
一部必要なものはdevelパッケージも入れます。

ビルド用の作業ディレクトリを作成
>mkdir ~/build/mozc/

ディレクトリへ移動
>.cd ~/build

depot_tools をSVNで取得
>svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools

mozc用フォルダを作成して移動、ソースを取得
>mkdir ./mozc
>cd ./mozc/
>../depot_tools/gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src & ../depot_tools/gclient sync

mozc をビルド(gypを使用)
>cd ./src/
>python build_mozc.py gyp
>python build_mozc.py build_tools -c Release
>python build_mozc.py build -c Release unix/ibus/ibus.gyp:ibus_mozc /server.gyp:mozc_server gui/gui.gyp:mozc_tool

※私はscimを使わないのでiBusパッケージのみビルドしています。
 scimが必要な場合はそれらもビルドする必要があります。

実行ファイルをコピー
>sudo mkdir /usr/lib/ibus-mozc/
>sudo mkdir /usr/lib/mozc/
>sudo cp -p ./out_linux/Release/ibus_mozc /usr/lib/ibus-mozc/ibus-engine-mozc
>sudo cp -p ./out_linux/Release/mozc_server /usr/lib/mozc/
>sudo cp -p ./out_linux/Release/mozc_tool /usr/lib/mozc/
>sudo cp -p ./out_linux/Release/gen* /usr/lib/mozc/

mozc.xmlのパスを書き換えて/usr/share/ibus/componentに置く
>sed 's|/usr/libexec/ibus-engine-mozc|/usr/lib/ibus-mozc/ibus-engine-mozc|' < ./out_linux/Release/obj/gen/unix/ibus/mozc.xml | sudo tee /usr/share/ibus/component/mozc.xml > /dev/null

iBusの起動
>ibus-setup

あとはダイアログにしたがってiBusデーモンを起動させれば、無事Mozcが起動します。
ソースからのビルドはまだ開発版ということもあって、パス等の細かい環境が毎回変わっているのでその都度手順に修正をくわえなければいけません(※実際今回もパスが微妙に変更されていて、前回ビルド時に作ったスクリプトではインストール出来ませんでした。)。

常に最新版を追うのでなければopenSUSE Build Serviceで公開されているパッケージを入れるのが簡単でいいと思います。

posted by ベニーファンク at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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